少し時間が経ちましたが、忘れないうちに貴重な体験を記録しておきます。
9/10 13:30過ぎ、仙台駅に到着。富士通佐賀支店の讃井さんの案内でスタッフや機材が集まっている富士通東北システムズ(FJTH)のオフィスに向かい、現地スタッフの三春さん、河合さんと合流。 現地視察とリハーサルのため、車に分乗し石巻へ。
震災の日から半年が経ち石巻市内は一見平常に見えるが、海に近い会場周辺は一階部分が破壊された家屋や何気に打ち上げられている漁船が放置されていたりして、津波の凄まじさを垣間見ながら、アートパフォーマンスが行われる中瀬地区に到着。
機材を接続し当日と同じ環境を構成した後、17:30頃から佐賀有田会場との中継をテスト。 メインのアクセスラインとなるe-mobileは、上り1Mbps程度は出ていたため、USTREAMの配信クオリティは確保できそうだが、Skypeとの同時接続テスト時に帯域不足が発生。明日も再現するようなら、配信のクオリティを下げるかどうか悩ましいところだけど、やはり対話より配信優先で行くことに。
20時過ぎに撤収を完了し、一路仙台まで戻り、名物の牛タンを食べて精力をつけた後、FJTHのオフィスで反省会と明日の手順の確認&整理。ホテルには0時頃のチェックイン。9/11に続く。
久しぶりのブログ投稿。最近はFacebookとtwitterばかりですが、たまにはこちらにも。
富士通佐賀支店からの依頼で、佐賀県有田町で開催される現代アートのフェスティバル「有田現代アートガーデンプレイス2011のオープニング特別企画「Webで繋ぐお月見会AID from ARITA in the Moon」のUstream配信をお手伝いすることになり、急遽、宮城県石巻市に向かいました。
この日は2001年米国同時多発テロ9.11から10年、東日本大震災3.11から半年の節目となる満月の日。当日は、佐賀県有田のメイン会場と宮城県石巻市、ニューヨーク、東京などをインターネットで繋ぎ、大震災復興イベントとして実施される恊働アートパフォーマンスをUstreamで配信することに。
アーティストの方々のイベントを配信するのは今回が初めて&東北の被災地に行くのも初めてで現地の事情がよくわからない&複数地点と連携した中継配信もあるということで、いったいどうなることやら心配でしたが、周りの皆さんに支えられ、何とか無事、ライブ配信をやり遂げることができました。
前日の現地調査、リハーサルから、当日のドタバタまでのドキュメントは別の記事で投稿しますが、とりあえずは、現地でお世話になったスタッフの皆様にお礼を込めて、帰路の羽田空港から投稿します。
Special thanks to..
- 富士通東北システムズ 三春さん:石巻市のご出身で、現地の案内やコーディネート、会場周辺での取材などを担当していただきました。
- 富士通東北システムズ 河合さん:仙台在住で、現地への案内、ネットワークまわりとインサート映像、有田との中継などをお手伝いいただきました。
- 富士通佐賀支店 讃井さん:機材やレンタカーの手配、会場のメインカメラのオペレーションを担当していただきました。アーカイブに残っているキャンドルアートや自由の女神の映像は讃井さんが撮影したものです。
住民ディレクターの番組制作というのが、どのようなプロセスで進められていくのか、僕自身がよく分からないままスタートしたこともあり、遠隔で進められる番組制作のためにどのような道具仕立てが必要なのか、手探りの中からのスタートだった。今回利用したネット上のツールは、
- くまもとインターネット市民塾のコース管理システムであるMoodle上に用意したディスカッション用のフォーラム
- スケジュール管理とToDo管理のためのGoogleカレンダー
- ドキュメント共有と共同編集のためのGoogleドキュメント
- Googleグループを使ったメーリングリストとファイル共有
という、オープンプラットフォームを組み合わせた水平連携型の構成で進めることにした。これは、各地で活動する住民ディレクターとしての(あるいは個人としての)日常的な作業と、プロジェクト内でのコラボレーションとの連続性を考えたとき、このプロジェクトに閉じた垂直統合的な支援ツールではなく、多様な目的で利用でき、しかも個人の利用環境にできるだけ依存しないものにしたいという基本コンセプトに基づくものである。もちろん僕個人も使っているし、世界的にも普及が進んでいるスタンダードなツール群である。
だが、結果的に活用できたツールは、Googleグループを使ったメーリングリストぐらいで、後のツールはほとんど活用が進まなかった。
インターネットを活用したソーシャルメディアが全盛となる時代、知的活動を行う人々には、これまでとは違った能力が求められる社会が到来しようとしている。以前より、私は、テレビ番組制作のプロセス(企画、制作、取材など)を通じて、自分が暮らす地域のすばらしさや課題などを発見し、そのことを映像コンテンツで表現、共有する「住民ディレクター」と呼ばれる活動に興味を持っていたが、ひょんなことから、住民ディレクター活動の生みの親でもあるprismの岸本氏と、ソーシャルメディアを活用した番組制作を実践するプロジェクトを行う機会を得ることになった。